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空飛ぶタイヤ(池井戸潤さん原作。長瀬智也さん主役。脇役の俳優陣が実力派ぞろいです)

久しぶりに、仕事帰りに映画を観ました!

今回は、池井戸潤さん原作の「空飛ぶタイヤ」です。

映画館で映画を観る人はまだまだ多いですね!

映画の前に、映画館の話を・・・。

平日の火曜日の夜に、シネマコンプレックスで観ました。

最終回になったのですが、始まる前に他の映画が一斉に終わったのか、出入り口にすごい人の数が戻ってきていました。

まだまだ映画館に映画を観る方が多いことがうれしいですね。

そんな自分は、家で観ることも多いのですが。

ちなみに、私は「メイズ・ランナー」シリーズが好きです。

3作で終わりなのですが、3作目は映画館に観に行こうと思っていました・・・。

ただ、どうやら今上映している最終作は字幕しかないようです。観客に見せるために考えられた映像表現に集中したいので、吹替が好きなんです・・・。

いや、英語ができればいいのですが。

今後、このブログも英語勉強サイトに変貌するかもしれません!?

池井戸潤さんの名作を映画化!

原作は、ドラマ「半沢直樹」の原作者でもある池井戸潤さん。

ちなみに私が、池井戸さんのドラマを初めて見たのはNHKの鉄の骨でした。

いいドラマでした。ドラマは原作を脚色しているので、DVDも小説も読んでみる価値があります。

私は、半沢直樹からではなく、鉄の骨から、池井戸潤さんの小説をほぼすべて読み始めました。「民王」などからですね。

「空飛ぶタイヤ」を読んだのは、結構経ってからです。詳細は控えますが、モデルがある作品です。

主役の立ち位置や、亡くなった方がいる作品のきっかけから、池井戸さんらしい爽快感というよりは、リアリティを感じる作品です。

社会派の映画を実力俳優陣で製作した映画

以前、WOWOWでドラマ化もされています。

こちらは観ていないのですが、CAST(キャスト)を見たら、こちらも素晴らしい俳優陣を揃えていますね。今回は映画の話なので省略しますが。

映画は、長瀬智也さんの主演です。そして、ある意味もう一人の主人公と言えるのがディーン・フジオカさん。

他にも脇役として(さん付け略)、高橋一生、木下ほうか、岸部一徳、ムロツヨシ、寺脇康文、柄本明、笹野高史、佐々木蔵之介、深田恭子、小池栄子さんら、今の俳優陣の中ではそうそうたるメンバーも多いですね。

佐々木蔵之介さんは役割も渋い!

正義を考えさせられる映画の一つ

正義を考えさせられる映画としては、クリストファー・ノーラン監督のバットマンシリーズ2作目「ダークナイト」が思い浮かびます。

「空飛ぶタイヤ」はヒーローものではないですが、日本なりの正義というものを考えさせられますね。

モデルとされる企業がありますが、企業風土を変えるのがいかに難しいのかはやはり考えさせられますね。

このブログで取り上げている資格をみると、昔なのかいま携わっている仕事がわかりますが、統制環境、企業風土というのはある意味すべてを支配しているとも言えます。

誰かが変えるのだとしても、とても難しいものだなと、映画を観てあらためて思わされました。

ただ、映画内に出てくる大企業について、個人としての感想でいうと。

大企業にも中小企業の両方を知っていますが、時代が少し前というか、閉じた社会の話だなと思います。

もしかしたら、特に地方だと転職する大企業がないので、今も企業や自分を守ったり野心が第一といった面があるのかもしれませんが。

都内の大企業にお勤めの方でしたら、今はミドル世代でも転職先はある状況なので、他の会社に移ることを考えるのではないかと思います。

例えば、今は自動車を作るとしても、自動車メーカーに勤めるしかないというわけでもありません。AIや自動運転など、最終完成型ではなくとも、誇りに思える業務がある気がします。

納得して共感するというより、そういう風に冷静に考えてしまうようになったのは、自分なりの環境の変化があると思います。

もちろん、思い通りにならないのはどこでも同じですが。

勝手に評点付け:5点満点中「3点」!

あくまで個人の感想ですが、評価が難しいですね。なにがかというと、映画館で観るかという面です。

ちなみに、中小運送会社の社長が長瀬智也さん・・・この映画の主人公としてはあまりにカッコよすぎる点です。(中小企業や運送会社をバカにしているものではありません)

大好きな俳優ですが、映画の主人公としてこれだけのネームバリューが必要な気はしますが、カッコよすぎる。

一方、ディーン・フジオカさんは、大企業のエリート役なのでぴったしではあります。

いろいろ時代状況や、自分なりの共感等を考える。映画館では心を揺さぶられるような映画を観たいという点では、ふつうの点数付けとするところです。

ただ、映画自体は普通に楽しめる映画です。