今更ながら、ブルーレイ作品でみました。
多くの方が、既にレビューされてるでしょうから、単なる感想になってしまいました。
少しあらすじと関係する部分がありますので、ご留意ください。
入れ替わってる!!
画面サイズ一杯の映像が素晴らしい!
Blu-ray(ブルーレイ)で映画を観るのですが、ふつうはテレビやスクリーンサイズの上下が余るシネスコサイズになります。確かに映画っぽい感じにはなるのですが、やはり大画面で観たい。
この映画は、16:9で画面いっぱいを使った感じで没入感がありました。
実写映画でもクリストファー・ノーラン監督など、IMAX撮影をうまく使うことで、シネスコサイズよりスクリーンいっぱいの迫力をみせてくれる監督もいます。
「ダークナイト ライジング」や「インターステラー」など、一部はIMAX撮影をしています。
通常の映画用のスクリーンサイズから、上下が大きく広がる場面に入ると、やはり迫力というか、映画の映像にのめりこむことができます。
最新作の「ダンケルク」は全編IMAXのようなので楽しみですね。
話がそれましたが、「君の名は」は全編画面いっぱいのサイズで楽しめました。
もちろん、日本のアニメですと、16:9のサイズが多いのですが。
画面サイズの大きさが、糸守町の雄大さをより表現している
ヒロインというか、もう一方の主人公である「みつは」(三葉)が住む糸守町。
飛騨高山辺りがモデルのようです。
映画のモデルとなった場所を聖地巡礼のような形でめぐるのも、好きな映画を楽しむ方法の一つですよね。
画面いっぱいのサイズを活用した映画でのめりこめたと思ったのは、やはり糸守町の映像。
もう一方の主人公「たき」(瀧)が住んでいる場所は東京ですが、東京の風景自体はここ知っていると思うくらいでした。
湖、空、流れ星(隕石)、森、山から見下ろした風景・・・・
空の広さ、雄大さを映像から感じられます。
映画を観てせつない気持ちを味わうのも・・・
悪くないですよね。
なんというのでしょうかね。懐かしいというか、ほろ苦いというか。
せつなさを感じる映画です。純粋な娯楽作というより、切なさを感じる映画が大ヒットするって、なんだか不思議な感じです。
ラストは、あの後、どういった人生を歩むのかなと想像します。余韻のある終わり方がまた素敵ですね。
勝手に評点付け!5点満点中「4点」(できるだけ大画面でみたい映画!)
勝手に評点付けなのでご了承ください。
ただ楽しめる娯楽作って感じではなく、みる人それぞれの気持ちが錯綜する映画でありながら、これだけの大ヒット。日本映画の今の深みをあらわしているかもしれません。
2回目見る時にはもう少しストーリーとか端々の映像とか、糸守町の町の構成とかを気にしながら見てみたいです。2回みて、更によさがわかる映画ではないかと思いました。アニメと言えど、大画面でみると糸守町の雄大な風景に入り込めて、楽しさが増す映画です。